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Astrophotographer
『宇宙を撮る』へようこそ
このページは筆者が撮影した天体写真ギャラリーです。
体調不良により遠征撮影は休止中、自宅撮影をメインとしています。

新作履歴
2023-9-28 NGC7293 7/17~9/19 撮影分 追加
2023-9-27 金 星 9/26 撮影分 追加
2023-9-26 土 星 9/25 撮影分 追加
2023-9-25 ZTF彗星 (C/2020 V2) 9/20 撮影分 追加
2023-9-24 ZTF彗星 (C/2020 V2) 9/19 撮影分 追加
2023-9-22 西村彗星 (C/2023 P1) 9/18 撮影分 追加
2023-9-21 海 王 星 9/20 撮影分 追加
2023-9-21 金 星 9/19 撮影分 追加
2023-9-20 ZTF彗星 (C/2020 V2) 9/18 撮影分 追加
2023-9-19 金 星 9/18 撮影分 追加
2023-9-18 土 星 9/17 撮影分 追加
2023-9-15 M28 9/5~9/12 撮影分 追加
2023-9-14 金 星 9/13 撮影分 追加
2023-9-13 金 星 9/12 撮影分 追加
2023-9-12 土 星 9/11 撮影分 追加
2023-9-11 金 星 9/10 撮影分 追加
2023-9-10 木 星 9/10 撮影分 追加
2023-9-8 土 星 9/6 撮影分 追加
2023-9-7 金 星 9/5 撮影分 追加
2023-9-6 金 星 9/3 撮影分 追加
2023-9-5 土 星 9/2 撮影分 追加
2023-9-4 金 星 9/2 撮影分 追加
2023-9-4 土 星 9/1 撮影分 追加
2023-9-3 金 星 9/1 撮影分 追加
2023-9-2 金 星 8/31 撮影分 追加
2023-9-2 スーパーブルームーン 8/2,8/31 撮影分 追加
2023-9-1 スーパームーン 月齢 14.3 8/31 撮影分 追加
2023-8-31 金 星 8/30 撮影分 追加
2023-8-31 土 星 8/29 撮影分 追加
2023-8-31 金 星 8/29 撮影分 追加
2023-8-29 土 星 8/28 撮影分 追加
2023-8-28 土 星 8/27 撮影分 追加
2023-8-27 土 星 ② 8/25 撮影分 追加
2023-8-26 金 星 8/25 撮影分 追加
2023-8-25 土 星 ① 8/25 撮影分 追加
2023-8-24 金 星 8/24 撮影分 追加
2023-8-23 NGC6822 8/17~8/18 撮影分 追加
2023-8-20 金 星 8/18 撮影分 追加
2023-8-19 土 星 8/18 撮影分 追加
2023-8-17 金 星 8/17 撮影分 追加
2023-8-14 M55 8/12 撮影分 追加
2023-8-13 金 星 8/12 撮影分 追加
2023-8-12 金 星 8/11 撮影分 追加
2023-8-11 金 星 8/10 撮影分 追加
2023-8-8 金 星 8/8 撮影分 追加
2023-8-6 金 星 8/5 撮影分 追加
2023-8-5 金 星 8/4 撮影分 追加
2023-8-4 金 星 8/3 撮影分 追加
2023-8-3 土 星 8/3 撮影分 追加
2023-8-3 満月 月齢 15.8 8/2 撮影分 追加
2023-8-2 金 星 8/2 撮影分 追加
2023-8-1 M22 7/25 撮影分 追加
2023-7-29 M16,M17 7/17~7/24 撮影分 追加
2023-7-20 M8,M20,M21 5/26~7/16 撮影分 追加
2023-7-14 NGC7009 7/11~7/12 撮影分 追加
2022-11-26 皆既月食と地球の影 11/8 撮影分 追加
2022-11-15 皆既月食と天王星食 11/8 撮影分 追加
2022-11-13 皆既月食 (経過) 11/8 撮影分 追加
2022-11-9 皆既月食 (食最大) 11/8 撮影分 追加
M42,IC2177
  
新 作 (日付は撮影開始日)
2023/7/17~9/19  NGC7293  みずがめ座の惑星状星雲
満月半分ほどの大きさがあるが淡い!
地球方向へ向いている惑星状星雲全般にいえるが宇宙の眼玉だ。
碧い瞳、充血してるし睫毛?もある。
この時季ベランダから撮れる対象は限られ、しつこく撮ってみた。
満足のいく結果には程遠いが・・・・・
NGC7293
2023/9/26  金 星
7日ぶりの金星撮影、でっぷりしてきた。
微かに雲らしき斑が写るようになり半ば強引に抽出した。
青空の中での可視光撮影では夕刻比写り難いようだ。
相変わらず雲が多く雲間も薄雲があり像はボッケボケ~
金 星
2023/9/25  土 星
8日ぶりの土星。
当夜はシーイングが悪くカッシーニの間隙は時折見える程度。
前夜 9/24も撮影したが悪シーイングで没にした。
ジェット気流南下で気温は秋らしくなったがシーイングは一気に冬のようだった。
土 星
2023/9/20  ZTF彗星 (C/2020 V2)
ろ座を南西へ移動するZTF彗星。
9/18からの 3日間では尾は一番長いようだ。
だが当夜は透明度が悪く彗星自体の写りは3日間で一番悪い。
直前まで雲が広がっていたが切れたので悪条件承知の上で撮影した。
ZTF彗星
2023/9/19  ZTF彗星 (C/2020 V2)
ろ座を南西へ移動するZTF彗星。
明るさは前日とほぼ変わっていない模様。
前夜 80分露光で恒星が些か煩く 60分に短縮したが、
前日以上に明るい恒星が周囲に多く目論見は外れた。
彗星がもう少し明るければ・・・・・
ZTF彗星
2023/9/18  西村彗星 (C/2023 P1)
同日近日点通過の西村彗星。
月で出ピン出しし導入したがモニターには夕焼け以外何も写らず・・・・・
10分程待機後、画面に彗星らしき光芒が映し出された。
日没後 30分ほどで残光著しい地平付近での撮影。
存在確認程度だが捉えることができた。 雲の通過、悪シーイングで没フレーム多し。
西村彗星
2023/9/20  海 王 星
衝の海王星。 年一の撮影だが、やっと衝の日に撮影できた。
585MCでの海王星撮影は初だが GainはMAX、1フレの露光時間は過去最長 (昨年の1.4倍)
合成F25での海王星撮影には厳しいパラメータ設定だ。
他惑星撮影の結果とは一線を画す・・・・・結果だ!
ZWOカメラドライバーの改善を求むところだ。
海 王 星
2023/9/19  金 星
最大光度翌日、前日と大差ないが僅かに小さく太くなっているのがわかる。
1日での変化は徐々に小さくなり変化を捉え難くなりつつある。
20分間ほど雲間に入り撮影、撮影直後金星は再び雲の中へ・・・
そろそろスッキリとした空の下で撮りたいものだ。
金 星
2023/9/18  ZTF彗星 (C/2020 V2)
くじら座を南下中のZTF彗星。 今回初撮り。
東京撮影故、写りはショボイ! が太いダストテイルが北へ伸びている。
やっとベランダから撮れる位置まで南下してきたが、
彗星の見える時間帯になると雲の広がる日が続き撮れず・・・
赤緯 -23°台と低空になったが捉えることができた。
ZTF彗星
2023/9/18  金 星
内合 37日後、最大光度 -4.5等。
視直径は 40"を切り、輝面は 1/4以上になった。
9月後半になっても残暑厳しい夏の天候が続く。
相変わらず積雲量が多く毎度の如く邪魔された。
金 星
2023/9/17  土 星
6日ぶりの撮影。
衝から 3週間程経ち環に落ちる本体の影の幅が顕著に広くなってきた。
9AU彼方の小さな変化を捉えられると面白い。
当夜は雲の心配は皆無だったが風が強く煽られシーイングは並程度に戻った。
セット毎のバラツキが多く 1/3程は没。
土 星
2023/9/5~9/12  M28  いて座の球状星団
いて座γ星の西北西 1°ほどに位置する。
小さな星団だが明るい恒星の近傍で導入しやすい。
3°程東北東には M22が位置し大きさや見え方などの比較も面白い。
M28
2023/9/13  金 星
金星の西北西 1.4°に散開星団 M67が位置する。
白昼故見えるはずもないが・・・
撮影中 I/Fが途切れた。 接続が不安定。
撮り直したが此方のほうが良像故処理した。
金 星
2023/9/12  金 星
内合 (赤径) から 1ヶ月経過。
視直径は 3/4程度に小さくなり、月齢 4程度にまで太くなった。
同じような気圧配置が続き雲量が多いが、丁度雲の少ない空域に入り撮影。
今年の夏はいつまで? もぅいい加減にしてほしぃ~
金 星
2023/9/11  土 星
衝から 2週間経過。
直前まで雲が広がっていたが土星TIMEになり雲が切れた。 珍しいこともある!
ハイリゲンシャイン効果は終息したようで環は平時の明るさへ戻っている。
9月中旬になり今シーズン最良のシーイングに恵まれた。
環は幾分広がる時機だがカッシーニの間隙が見えている範囲で全周再現できている。
土 星
2023/9/10  金 星
台風の影響で 5日ぶりの撮影。
輝面は 4%増だが一気に太くなった感じだ。
相変わらず雲 (積雲) が多く雲間には薄雲があり抜けた空域がない。
羽付き餃子のような像で羽を除去する画像処理に難儀する。
金 星
2023/9/10  木 星
今シーズン初撮りの木星。
大赤斑は向こう側で見えず。
自宅ベランダからは時期尚早で庇による口径食で光量損失があるが
像への影響は僅少と判断し撮影強行。
日の出時刻とも重なったが撮影できた。
木 星
2023/9/6  土 星
衝から 9日経過、環の東側に落ちる本体の影の幅が広くなってきた。
環はだいぶ暗くなったが、未だハイリゲンシャイン効果は残っている。
雲の通過待ちで 1時間以上撮影が遅れ西へ傾いてしまった。
シーイングは不安定気味になってきた。
土 星
2023/9/5  金 星
太陽離角は 30°を超えた。
明け方でも撮れそうになったようだ。
久しぶりに雲は少なく(それでも 2度撮影中断した)透明度もまずまずだったが、
シーイングはイマイチ、ジェット気流は南下前だが・・・
金 星
2023/9/3  金 星
直前まで晴れていたが金星が見えてくると雲が湧きだした。
庇による口径食はあるが狭い晴れ間優先で撮影開始。
雲層のシーイングは悪く前日以上に滲みあまい像になった。
金 星
2023/9/2  土 星
日毎に環は暗くなるがハイリゲンシャイン効果は何時頃まで続くのか?
シーイングはまずまずだったが、撮り始めると雲が流れて来る毎度の有様。
萎えるわ!
土 星
2023/9/2  金 星
日々順調に太く小さくなっている。
シーイングは今一歩でもう少し露光したかったが徐々に雲が厚くなり終了。
終始薄雲越し撮影故、ヴェールを纏ったような像になった。
金 星
2023/9/1  土 星
3日ぶりの撮影だが環の明るさは暗くなりハイリゲンシャイン効果は顕著に弱まっている。
シーイングは夜間になり悪化。
9月になった途端秋の気流?
土 星
2023/9/1  金 星
太陽離角は 50°を切った。
多少風に煽られたがシーイングは良好。
太陽離角は大きくなり雲に邪魔されなければ滞りなく撮影できるが、
8/29以降、薄雲の残る天気が続いている。
9月になっても空は夏真っ盛りだ!
金 星
2023/8/31  金 星
輝面は 10%を超え佳境は過ぎた !?
南風が強く煽られた。 風が強く吹かないと雲が居座るし・・・
なかなか上手くいかない気象立地条件!
金 星
2023/8/2,8/31  スーパーブルームーン
2023年8月のスーパーブルームーン
両日共に視直径は同じだが 8/31のほうが 200Kmほど観測地に近く僅かに大きい。
スーパーブルームーン 月齢 15.8
2023/8/31  スーパームーン 月齢 14.3
満月の 10時間ほど前の月。
輝面比が 1.00 になり撮影チャンスを待ったが終始雲が切れず☁☁☁
スーパームーンということでクオリティ無視! 雲の薄いところで撮影。
同日宵刻は更に雲が多かった!
スーパームーン 月齢 15.8
2023/8/30  金 星
太陽離角は 25°ほどになり導入は容易になった。
雲量が多く、雲間にも薄雲があり諸条件は悪い。
撮影は中断の繰り返し。(データ容量抑制故、雲通過中は中断)
金 星
2023/8/29  土 星
衝翌日の土星。
一見前日と変わりないが環に落ちる本体の影が僅かに東側へ移っている。
13億Km彼方の僅かな変化だ。
↓日中金星撮影時、光軸ズレの疑いがあり撮影前微調整した。
少しのズレだが像に改善がみられる。
土 星
2023/8/29  金 星
4日ぶりの撮影だが随分太くなった印象。 太陽離角は 20°を超えた。
地球から見てほぼ東側が輝いている。
当日は太陽と金星の赤緯差は殆んどなく東西に並んだ状態。
尚、太陽と金星の赤緯差がないから地球から見て真東 (西) が輝くとは限らない。
金 星
2023/8/28  土 星
衝から 14時間経過。
前々夜比、僅かに環が暗くなりハイリゲンシャイン効果は減衰傾向に移った。
環の一部に色斑がありリアルなのか ADCのズレなのか?
長時間露光では様々なファクターが絡み合う。
土 星
2023/8/27  土 星
衝前夜の土星。 前夜比、B環の増光が顕著だ。
環を構成する氷の密度の差異であろう。
変化の少ない (捉えにくい) 土星だが衝前後の数日間は
ハイリゲンシャイン効果で環の明るさが顕著に増減し楽しませてくれる。
雲の通過待ちで撮影が遅れた。
土 星
2023/8/25  土 星 ②
衝 2夜前、前夜同様ハイリゲンシャイン効果で環が明るく見えている。
モニター上でも環は青白く輝いていた。
シーイングは前夜比、僅かに改善傾向。
当夜も雲の通過があり不安定な夜空。
土 星
2023/8/25  金 星
前日比、僅かに小さく太くなっている。
太陽離角は日々大きくなるが像は・・・
5~6月のように朧気でも雲が写ってくれれば良いが !?
相変わらず東京湾方向から断続的に雲が北上し撮影は一時停止の繰り返し。
夏の雲生成の根源だ!
金 星
2023/8/25  土 星 ①
衝 3日前、ハイリゲンシャイン効果で環が明るく見えている。
前日 8/24より少し明るくなっている。
8/24撮影分は像に歪みが生じスタッキングからやり直したが改善せず没とした。
強風ブレと雲の通過等が要因か?
8/25撮影分も風と雲の影響はあったが・・・
土 星
2023/8/24  金 星
不安定な天気続きで 6日ぶりの撮影。
弧はだいぶ太くなり、地球から見て東側が輝くようになった。
ファインダーでも前日から見え輻射熱対策は施さず撮れるようになった。
金 星
2023/8/17~8/18  NGC6822  いて座の系外銀河
局部銀河団に属する不規則銀河。
HⅡ領域が散見され活発な星生成がなされている由。
M31より近くに位置するが暗くて小さく存在感は薄い。
絶対的露光不足だが季節外れ感は否めず処理した。
無理矢理引っ張り出した故、ザ~ラザラ!
NGC6822
2023/8/18  金 星
黄径内合から 5日経過。
太陽離角は 10°を超えた。
眼視では糸のように細いままだが、画像からは弧は僅かに太くなってきている。
やや風が強く煽られたがシーイングは良好。
ファインダーで見えず太陽から導入、遮光,減光対策など手間がかかる!
金 星
2023/8/18  土 星
衝 10日前、西側の環に落ちる本体の影の幅が短くなってきた。
今シーズン最良のシーイング。
カッシーニの間隙が南側の幅狭部分で再現できないのは口径不足?
20cmSCTでは難しいか?
土 星
2023/8/17  金 星
黄径内合から 4日経過。
弧は輝きは地球から見て北東側へ移った。
8/13~16まで悪天候で撮影できず、内合後のダイナミックな変化を捉えられず残念。
雲量が多かったが午後になり雲が切れてきた。
ただ、南風が強く著しく煽られた!
金 星
2023/8/12  M55  いて座の球状星団
疎らで歪な球状星団。
同、いて座 M22と見かけの大きさと明るさは類似しているが様相は随分違う。
赤緯-30°台と南天低空で M天体の球状星団では難物のひとつ。
当夜はシーイングが今一つで星像は肥大気味だが捉えることができた。
M55
2023/8/12  金 星
赤径内合から 7時間経過。
弧は北側を通り僅かに東側になった。
今回内合時の太陽離角は 7°台と比較的大きく前回ほどのリスキー感はない。
前日以上に雲量が多く良像抽出が難しい。
補正板に太陽光+シーイングの悪さで像の揺らぎは大きい。
金 星
2023/8/11  金 星
赤径内合前日
太陽離角は 8°程、対象確認は要注意だ。
1mフードを装着しても補正板に太陽光が当たる。
台風の余波で北東から積雲が断続的に流れ込み、その層の気流が悪い。
金 星
2023/8/10  金 星
赤径内合 2日前
太陽離角は 10°を切り、ファインダーの視野は真っ白!
輝面が 1%程度になると全周が輝いているように見える。
シーイング悪化で弧の太さは 2日前とあまり変わらない。
台風の余波で内合前の撮影は最後かも?
金 星
2023/8/8  金 星
太陽離角は 10°台、7×50ファインダーで見えず太陽から導入。
雲量が多かったが切れ間に差し掛かり撮影できた。
内合に近づき弧の輝く位置が北寄りになってきた。
スタッキングは再び AS3では上手くいかず AS2で行った。
昨年 1月の内合前後では風ブレもあったが、この事象はない。 わからん!
金 星
2023/8/5  金 星
太陽離角は 15°を切り 7×50ファインダーで見難くなってきた。
シーイングは多少の揺らぎはあるものの白昼としては良好。
8/2から 4日連続撮影だが一番風が強く激しく煽られた。
風ブレのせいか? AS3でのスタッキングは上手くいかず AS2で行った。
パラメータを色々と変え試みたが AS3ではダメだった。
金 星
2023/8/4  金 星
輝面が 3.5%ほどにまで細くなり青空の中で輝く金星は印象的だ。
ただ極地の輝きが太くなってしまう。 真空なら・・・
前日以上に補正板に太陽光が当たり厳しい。
ここ数日では風は弱かったが時折強めに吹くので通常フードで撮影。
赤道儀に、もう少し根性があれば・・・
金 星
2023/8/3  金 星
前日比、弧は更に細くなった。 眼視では半周以上輝いて見えた。
過去内合前後で撮影した時のパラメータを参考に撮影。
カメラが異なるので流用ではないが。
当日も風が強く 1mの自作フードは取り付けず通常のフードで撮影。
補正板に太陽光が当たりコントラストが低下。
金 星
2023/8/3  土 星
夜半から雲が切れてきたが土星、月の西側に雲が常時居座っていた。
懸念したが影響は少なかった。 僅かに影響のある 3セットは没。
当夜も前日の輻射熱の名残か像は小刻みに揺れる。
今夏、惑星日和といえるシーイングは現時点でない。
土 星
2023/8/2  満月 月齢 15.8
満月から 20時間ほど経過の月。
同日未明が満月だが曇天で撮影できず。
西側が僅かに欠けてきたが満月同日ということで満月とした。
同夜も雲が広がっていたが深夜になり雲が切れてきた。
満月 月齢 15.8
2023/8/2  金 星
赤径内合 10日前。 太陽離角は 20°を切り夕刻撮影が困難故白昼撮影した。
輻射熱対策を見直し、より効果的に施した。
1mの自作フードを取り付けたが南風に激しく煽られた。
ブレを考慮し画像転送範囲を広く設定したので露光時間を長くしたがデータ量がハンパない!
カラーバランス設定ミスでシアン味の強い発色になった。
金 星
2023/7/25  M22  いて座の球状星団
北天最美の M13に遜色ない大きさと明るさを誇る球状星団。
南天に低く M13と見比べると、どうしても見劣りしてしまう。
上弦前月光下撮影だが影響は殆んどない。 光害の圧勝ってとこか。
M22
2023/7/17~7/24  M16,M17  へび座,いて座の散光星雲
M16 イーグル星雲),M17 (オメガ星雲)
可視光+Hαで撮影し LRGB合成した。
激酷光害下+ナローバンド撮影故、どうしても偏色調になってしまう。
AOO合成も試したが更に偏色調が著しく没!
イメージの色調にならずスキル不足を痛感する。
M16,M17
2023/5/26~7/16  M8,M20,M21  いて座の散光星雲
お馴染みの M8 (干潟星雲),M20 (三裂星雲)
いて座、夏の天の川の中、南天に低いが M8は明るく暗い空の下では肉眼で見える。
東京ではその痕跡すら皆無!
時季的に天候不順で撮影に長期間かかってしまった。
大気差等で恒星の位置が合わず難儀した。
M8,M20,M21
2023/7/11~7/12  NGC7009  みずがめ座の惑星状星雲
小さいがリングは明るく東京でも容易に見える。
突起状のアンテナ部分は淡く画像処理にて抽出。
更に星雲を取り囲むように極薄ハローが分布しているようだ。
通称:土星状星雲だがUFOや宇宙船のようにも見える。
NGC7009
2022/11/8  皆既月食 と 地球の影
皆既食最大時刻撮影分を中心に地球の影を浮かび上がらせた。
月の軌道が直線ではないので合成はシビア。
両サイドの月 (部分食) は 30分間隔撮影のものを合成した。
15分、20分間隔のものも作成してみたが、30分間隔がシンプルで見やすい。
皆既月食と地球の影
2022/11/8  皆既月食 と 天王星食
442年ぶりに皆既月食中に惑星食が起きた。 (一部地域を除く)
前回は AD1580.7.26 の土星食。
20h06m00s~ 20h41m00sまでの 8フレーム (5分間隔撮影) を比較明合成した。
残念ながら潜入時刻は SN11シュミレーションより早く捉えられなかった。
20h41m00sの画像は第1接触後とみられる。
尚、出現の様子は追跡していない。
皆既月食と天王星食
2022/11/8  皆 既 月 食 (経過)
半影食開始直後の画像はないが 17h40m00s~半影食終了までの画像を編集。
夕刻は所々で雲が湧いたが月に掛からず予定通り撮影できた。
皆既食終了間際に天王星食があった。
残念ながらシーイングは悪かった。
皆既月食 (経過)
2022/11/8  皆 既 月 食 (食最大)
皆既食最大時刻に撮影。
本影中心に近い南西側は暗く北東側は少し明るい。
暗い南西側は肉眼では少し見難かった。
想定より暗いイメージの皆既月食だったが暗紅色の月もまた一趣の由。
皆既月食 (食最大)

撮影・観望機材
* 鏡筒 : PENTAX 105SDP , 75SDHF
 Vixen SP-FL102S ,SP102M
 MIZAR FA-80
 タカハシ FC-76 ,FC-60NZ ,TS-65P
 CELESTRON C8-XLT
 Scopetech STL80A-MAXI
* CMOSカメラ (冷却) : ZWO ASI6200MC Pro , ASI533MC Pro , ASI385MC-Cool
 CMOSカメラ (非冷却) : ZWO ASI585MC , ASI174MM Mini
* DSLR : キヤノンEOS60Da , X5
* 赤道儀 : タカハシ EM-200Temma2M (右写真はEM-200B)
 Vixen GP-D
* オートガイダー : ZWO ASI585MC , ASI174MM Mini
 SX LodestarX2
* ガイディングソフト : PHD2
etc.....
撮影機材

☆ 略語・表記解説 ☆
* Tr = Transparency 透明度 1/10(最悪)~10/10(最良)の10段階
* Sc = Scintillation 大気の揺らぎ 上記同様の10段階
 (2014年迄の表記 Se = Seeing ≒ Scintillation)
 何れも筆者の所見である。

* 撮影時刻表記は日本時24時間制。(月食など日跨ぎ経過観測は30時間制)
  h:時 m:分 s:秒

* 画像は北を上に掲載 (太陽、月も同様) 惑星のみ南を上に掲載。 (一部この限りではない)
 彗星は右辺の方向を32方位略記で表記。 通常右辺の方位は西:W
 2016年撮影分より彗星に限りスケール表記を追加。

* キヤノンAPS-C判の 35mm判換算 ⇒ 撮影焦点距離×1.6
 (両辺トリミング時のみ表記 ・ 太陽、月は表記せず)
 ノートリミング時の35mm判換算値
 105SDP 補正レンズなし fl:670mm ⇒ 35mm判換算 670×1.6= fl:1072mm
 FL-102S 補正レンズなし fl:900mm ⇒ 35mm判換算 900×1.6= fl:1440mm
 FA-80 補正レンズなし fl:600mm ⇒ 35mm判換算 600×1.6= fl:960mm
 FC-76 補正レンズなし fl:600mm ⇒ 35mm判換算 600×1.6= fl:960mm
 FC-76 + FC76Dフラットナー fl:624mm ⇒ 35mm判換算 624×1.6= fl:998.4mm
 FC-76 + FC76Dレデューサー fl:438mm ⇒ 35mm判換算 438×1.6= fl:700.8mm
 FC-60NZ + FC76Dレデューサー fl:365mm ⇒ 35mm判換算 365×1.6= fl:584mm

* 2022年撮影分より太陽、月は 35mm判換算で fl:2000mm相当にトリミング率を統一
 ( 掲載リサイズは 800pixel → 1000pixel へUP )
・ 太陽は 2021年撮影分まで 35mm判換算で fl:2127mm相当にトリミング)
 地球から見ての自転軸傾斜は修正。
・ 月は 2015年~2021年の撮影分は太陽同様に 35mm判換算で fl:2127mm相当にトリミング
※日食、月食及び 2014年までの月のトリミング率は都度異なる。
* 惑星の焦点距離表記は理論値。 実際の撮影焦点距離は異なる。

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